
バチルス菌活性化投入装置の設置実例
高分解能力を持ったバチルス菌を活性化させ、自動投入する装置です

某地ビール工場廃水処理施設に設置した例

某ハム製造工場廃水処理施設に設置した例
バチルス菌とは、自然界のいたるところに生息していて、身近なところでは納豆などの食品にも多く存在しています。
バチルス菌によるし尿処理で知られる長野県の伊那中央衛生センターで培った技術を基に、このバチルス菌の持つ浄化能力を独自の研究、開発によりさらに高めました。
また、バチルス菌などの水処理微生物の活性菌体数を高め、胞子化のために必要なミネラルの開発も行いました。様々な有機廃水処理に対応。その他にもコンポスト化、生ゴミ処理機、土壌改良などに利用できます。
弊社にて、水質改善提案・改善工事・維持管理・アドバイスを担当させて頂いております、
某食品工場廃水処理施設でバチルス菌を優先化して処理を行っている状況です。

沈殿槽(改善前)

沈殿槽(改善後・バチルス菌優先化)

SV(改善前)

SV(改善後・バチルス菌優先化)
改善前の状況と、改善工事後の状況比較(某食品工場廃水処理施設)
改善前の曝気槽活性汚泥の状況
嫌気状態、色=黒色、硫化水素が発生
未分解物質が大量にあるため、曝気槽表面の40~60%を臭気を放つ粘性の泡が蓋っていた
改善後の曝気槽活性汚泥の状況
活性汚泥の改質が進み、明褐色で、発泡も少ない
MLSS=5500~6500mg/L
SV-30=40~50%
消泡剤・凝集剤=無投入
改善前の沈殿槽の状況
放流基準値を超える場合があり、悪臭を放っていた
改善後の沈殿槽の状況
活性汚泥の改質が進み、活性汚泥の沈降分離性が増したことで、処理水の透明度が上がり、河川放流基準を安定してクリアしている。