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生ゴミから作った肥料

■良質堆肥(アミノ酸肥料)

最近、タンパク質(アミノ酸)を多く含む有機質肥料が注目されてきています。 実際にアミノ酸肥料を施用すると次のような効果があると報告されています。

  1. 土壌環境を改善して連作障害の抑制に役立つ
  2. 成長を促進させ作物を健全に成長させる
  3. 作物の肥大・食味・色艶をよくする
  4. 品質を向上させ増収につながる

以上のような事例が報告されていますが、全ての作物に効果があるか否か科学的・物理的に解明されているのは、極一部です。又、単一のアミノ酸を与えるよりアミノ酸混合物を与えると良い結果が現れるとの報告もあります。弊社、社員食堂より排出される食品残渣には、複数のアミノ酸資材が含まれていて、良質のアミノ酸肥料が出来るのではないかと考え実験的に肥料を造り、新たな堆肥製造の方法を探っています。

良質堆肥
分析項目 単位 分析結果 分析方法
窒素全量 1.40 農林水産省 農業環境技術研究所法(1992年版)
りん酸
全量
0.35
加里全量 1.40

■液体肥料

液体肥料は堆肥に比べて加工がしやすく、臭気がほとんど無いと言われています。
弊社、社員食堂から排出される食品残渣(生ごみ)を利用して、どのような液体肥料が出来るのかを試験的に実験・製造しています。

◇◇◇液体肥料の特徴◇◇◇

  • 即効性で微量要素が植物体に吸収されやすい
  • 土中の有用微生物を活性化して健康な土壌造りに役立つ
  • 肥料を必要としている時期に与えられる
  • 濃度を調整することで水やりを兼ねて与えられる
  • 葉面散布での肥料吸収率が高い
液体肥料1-2
分析項目 単位 分析結果 分析方法
窒素全量 mg/L 15 農林水産省
農業環境技術研究所法(1992年版)
りん酸全量 mg/L 120
加里全量 mg/L 230
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